ドラマ『問題物件』第9話「天使の棲む部屋:前編」が放送されました!
今回は、長野県のとある洋館が舞台。過去に100人の罪人が自ら命を絶ったという“天使の棲む部屋”を巡り、恵美子(内田理央)と犬頭(上川隆也)が調査に乗り出します。
一方、宿泊客として集まった人々の間には、ある因縁が…。そして、翌朝、密室となった部屋で新たな犠牲者が発見されます。
果たしてこの事件の真相とは?そして、犬頭の推理が導き出す“審判”とは?気になる第9話の見どころを紹介します!
くれぐれもネタバレ注意でお願いします!
この記事を読むとわかること
- ドラマ「問題物件」第9話のあらすじと展開
- 「天使の棲む部屋」の伝説と密室事件の謎
- 主要キャストの活躍や見どころ
【問題物件 第9話】「天使の棲む部屋:前編」のあらすじ
第9話では、長野県にある“天使の棲む部屋”と呼ばれる館が舞台となります。
物件の調査に訪れた恵美子と、謎の失踪を遂げた犬頭が、奇妙な事件に巻き込まれることに。
さらに、宿泊客として集まった4人の男女にはある共通点があり、そこに隠された因縁が明らかになります。
犬頭光太郎、謎の失踪…監禁された部屋の正体とは?
物語の冒頭で、犬頭光太郎は何者かによって連れ去られ、ある部屋に監禁されてしまいます。
そのことを知らない恵美子の元には、有村から「犬頭が行方不明になった」との連絡が入りますが、彼が突然姿を消すのはいつものことだとあまり気にしません。
スーパーマンみたいな犬頭のことはとりあえず心配はいらないでしょう。
恵美子&雅弘が挑む「天使の棲む部屋」の調査
恵美子と雅弘は、不動産会社からの依頼を受け、「天使の棲む部屋」がある洋館の調査を開始します。
この館では過去に100人もの罪人が自ら命を絶ったという噂があり、訪れる者たちに恐怖を与えてきました。
そんな中、恵美子は単身で館へと向かい、そこでオーナーの襟岡真都と出会います。
宿泊客たちの目的は?“詐欺師”を裁くための夜
館には4人の宿泊客が集まっていました。
このうち3人は、過去に投資詐欺で騙された被害者たちであり、彼らを欺いた張本人・富沢辰也もこの館に招かれていました。
被害者たちは、富沢を“天使の棲む部屋”に泊まらせ、彼が一晩を無事に過ごせるかどうかで「罪の有無を判断する」と語ります。
翌朝、密室で発見された遺体…事件の幕開け
翌朝、宿泊客たちは富沢のいる部屋の扉を開けます。
そこには、拳銃で頭を撃ち抜かれた富沢の遺体が横たわっていました。
密室となった部屋で何が起きたのか? そして、館に姿を現した犬頭は「この中に犯人がいる」と宣言し、調査を開始します。
見どころ①:「天使の棲む部屋」の恐るべき伝説
50年前から続く“罪人の審判”とは?
この館では、過去に無罪判決を得た人間が次々と不審な最期を遂げてきました。
そのほとんどが拳銃で命を絶っており、「本当にシロなら助かるが、クロなら命を失う」と噂されています。
果たして、これは偶然なのか、それとも何者かが仕組んだものなのか?
本当に「シロ」の者だけが生き残る…?
今までに「天使の棲む部屋」に泊まり、無事に生還した者もいます。
しかし、その者たちは皆、本当に罪がなかったとされる人物ばかりでした。
今回の事件で、富沢はなぜ命を落としたのか…。この部屋の“審判”の真相が問われます。
見どころ②:若宮恵美子の推理ターン
「見えた!」恵美子の推理は当たるのか
洋館を訪れた恵美子は、内装の美しさ、メンテナンスの行き届きなど
物件の維持状態の良さを絶賛するとオーナーにさすがプロと褒められ、
すっかりやる気になる。
エピソードの終盤では恵美子の推理シーンがある。
以前も彼女の推理は犬頭にダメ出しされたが
今回は当たるのか?
恵美子も容疑者のひとりに?
一晩宿泊した結果、富沢は
自ら拳銃で頭を撃ち、命を絶っていた。
容疑者は襟岡と恵美子、
堀、織山、馬場のうちの誰かだということで
犬頭から、昨晩のアリバイを聞かれるハメになる。
見どころ③:犬頭光太郎の推理が導く驚愕の展開
「この中に犯人がいる」密室事件のトリックを暴く
密室で発生した不可解な事件に対し、犬頭が推理を開始します。
彼は館の構造や宿泊客たちの行動を分析し、この密室のカラクリを解明しようとします。
果たして、この部屋で富沢を襲撃した犯人は誰なのか?
果たして“天使”が下した審判の真相は?
長年にわたり語られてきた「天使の審判」という伝説。
本当に“天使”が存在し、罪人を裁いているのか、それとも人間が作り上げた仕掛けなのか?
犬頭の推理が、事件の全貌を暴いていきます。
見どころ④:有村次郎(演 – 浜野謙太)&大島雅弘(演 – 宮世琉弥)
第9話では、探偵の有村次郎と、大島不動産販売の室長・雅弘の関係性に注目が集まりました。
犬頭の依頼を受け、雅弘の家を訪れた有村は、初対面ながらも遠慮のない態度で接します。
一方で、雅弘は足が不自由なことを理由に、行動を制限してきましたが、有村の言葉が彼の心に変化をもたらします。
有村、雅弘の家でまさかのくつろぎモード!?
恵美子から依頼を受け、幼少期の雅弘と謎の犬が写った写真を撮影した人物について調査を進める有村。
しかし、調査はまだ進展がなく、その間に犬頭からの依頼で雅弘の家を訪れます。
最初は仕事として訪れたはずが、雅弘の家の居心地の良さにすっかり満足し、なんと夕食までごちそうになり、そのまま泊まることに。
「そんなに心配なら行けばいいのに」——有村の率直な一言
恵美子が問題の館に向かったことを知り、雅弘は彼女の身を案じます。
そんな雅弘に対し、有村は「そんなに心配ならついて行ってやればよかったのに」と率直な一言を放ちます。
しかし、雅弘は「でも僕こんななんで」と、自分の足の不自由さを理由に躊躇します。
「“こんな”なんて言わなくてもいいんじゃないか」——有村の言葉が雅弘を変える
有村は、自身の親戚にも車椅子生活を送る人がいることを例に出し、「“こんな”なんて言わなくてもいいんじゃないか」と雅弘に伝えます。
車椅子生活だから、元社長の息子だからと特別扱いすることなく、普通に接する有村の態度に、雅弘は次第に心を開いていきます。
初対面ながらもすっかり打ち解けた有村は、ついには「雅弘」と呼び捨てにするほどの距離感に。
雅弘、ついに「家の外」へ…有村と共に館へ向かう
その後、恵美子と犬頭に連絡がつかないことを知った有村は、急いで館へ向かうことを決意します。
すると、長年外に出ることをためらっていた雅弘が「僕も行きます」と宣言。
有村の言葉がきっかけとなり、雅弘はついに「家の外」に足を踏み出します。
果たして、この決断が事件にどのような影響を与えるのか。次回の展開が楽しみです!
見どころ⑤:今回のゲスト出演者たち
第9話では、「天使の棲む部屋」を舞台に、個性豊かなゲストキャラクターたちが登場します。
それぞれのキャラクターには深い背景があり、館に集まった理由もさまざま。
彼らがどのように物語に関わっていくのか、見どころを紹介します。
館のオーナー・襟岡真都(演:忍成修吾)
「天使の棲む部屋」がある洋館の3代目オーナー。
彼の祖父が約60年前に建てた館で、犯罪被害者や冤罪で苦しむ人々を支援する目的で使われてきました。
2代目である父もその意志を引き継ぎ、困っている人々に宿を提供していましたが、やがて自身が車椅子生活となったため、館をバリアフリー化しています。
館の管理者として振る舞う襟岡ですが、彼の内面にはどのような想いがあるのでしょうか。
謎めいた宿泊客・堀幹彦(演:佐戸井けん太)
襟岡の父の知人であり、長年この館に出入りしている人物。
目が悪く、常にサングラスをかけている上、火傷の跡を隠すために手袋をしています。
過去にどのような出来事があったのか、彼の素性は謎に包まれています。
車いすの女性・馬場亜紀(演:菅野莉央)
翻訳の仕事をしており、ひとりでこの館を訪れた女性。
館がバリアフリー対応であることを知り、安心して宿泊を決めました。
しかし、彼女がここへ来た本当の理由は他にあるのかもしれません。
営業職の織山仁(演:加藤諒)
食品メーカーに勤務する営業マン。
大きなスーツケースを持って館にやってきましたが、中には何が入っているのでしょうか。
宿泊客たちに試食品を配っていますが、彼がこの館に来た理由とは…?
投資詐欺の男・富沢辰也(演:小久保寿人)
投資詐欺を行い、多くの人々を騙してきた男。
今回の宿泊客である堀、馬場、織山は、彼の詐欺の被害者でした。
彼らは富沢を「天使の棲む部屋」に泊まらせ、一晩無事に過ごせたら訴えを取り下げると提案します。
「こんなの都市伝説だ」と強がる富沢ですが、果たして無事に夜を越せるのでしょうか。
クセのあるキャラクターたちが生み出す緊張感
それぞれ異なる背景を持つ宿泊客たち。
彼らの間に交わされる言葉、行動、そして隠された思惑が、物語の緊張感を高めています。
そして、翌朝起こる衝撃の展開…。彼らのうち、誰が嘘をついているのか?
個性派俳優たちの熱演にも注目が集まる回となりました。
真相は本編をお楽しみください
監禁された犬頭の奇妙な脱出
犬頭、謎の黒服集団に拉致される
黒いスーツに身を包んだ謎の男たちが突如現れ、犬頭を拉致。
彼は怪しげな建物の密室へと連れ込まれ、眠っている間に監禁されます。
しかし、犬頭は本当に眠っていたのでしょうか?
目を覚ました犬頭、監視の男を瞬時に制圧
犬頭は、最初から眠ったフリをしていただけだったのです。
様子を見に来た男を一瞬で取り押さえ、「誰の指示だ?」と尋問。
男は恐れながらも「大島不動産社長だ」と白状します。
犬太そっくりの犬が現れ、犬頭が消える
しばらくして、高丸(船越英一郎)と片山(本多力)が監禁場所に現れます。
扉を開けた瞬間、犬太そっくりの犬が飛び出し、高丸と片山は驚愕。
その犬は一目散に外へと駆け出していきます。
犬頭の姿はどこに?不可解な脱出劇
驚く高丸と片山が急いで室内を確認すると、そこには犬頭の姿がありませんでした。
犬頭は扉が開いた瞬間に消えたのか、あの犬に変身したのか?
さらに、飛び出した犬は犬太とそっくりだったものの、黄色い服を着ていなかったため、本人かどうかは不明。
謎が深まる脱出劇だった。
【問題物件 第9話】まとめ&次回予想
「天使の棲む部屋:後編」で明かされる真実とは?
第9話は、事件の発端が描かれる前編となりました。
次回の後編では、犬頭の推理が冴え渡り、密室事件の真相が明らかになります。
果たして、「天使の棲む部屋」の秘密とは? 犯人の正体とは?
犬頭の推理が導く結末を見逃すな!
後編では、犬頭の論理的推理と鋭い洞察が炸裂し、すべての謎が解き明かされます。
ドラマ『問題物件』のクライマックスへと向かう重要なエピソードとなること間違いなし!
次回も見逃せません!
この記事のまとめ
- 犬頭が何者かに監禁され、行方不明に
- 恵美子が「天使の棲む部屋」の調査へ
- 宿泊客4人は詐欺被害者で、富沢に“審判”を下そうとする
- 翌朝、密室の部屋で富沢が絶命
- 犬頭が「この中に犯人がいる」と推理を開始
- 次回後編で事件の真相が明かされる