ドラゴンボールDAIMAで話題となった「ウルトラベジータ1号」。これは、超サイヤ人3になれることを秘密にしていた悟空に対し、ベジータが言い訳として放ったセリフから生まれたものです。
「おめえだって超サイヤ人3になれるくせに」と指摘された際、ベジータが「ウルトラベジータ1号だ」と言い張ったことで、ファンの間で注目されるようになりました。
また、過去にZではトランクスが超サイヤ人3を「ウルトラ超サイヤ人」と呼んだこともあり、父子の言葉選びがリンクする場面として話題になっています。
この記事では、「ウルトラベジータ1号」の意味や背景、関連するキャラクターについて詳しく解説していきます。
この記事を読むとわかること
- 「ウルトラベジータ1号」の意味と由来
- ベジータとトランクスの「ウルトラ超サイヤ人」との関係
- 「ウルトラ」シリーズのキャラクターとゲームでの活躍
ウルトラベジータ1号とは?その意味と由来
ベジータが言い訳に使った伝説のセリフ
「ウルトラベジータ1号」という言葉が生まれたのは、『ドラゴンボールDAIMA』におけるベジータのある発言がきっかけでした。悟空が超サイヤ人3になれることを秘密にしていたことに対し、ベジータは不満を抱きます。その際、悟空から「おめえだって超サイヤ人3になれるくせに」と指摘されたのです。
しかし、ベジータはその指摘を素直に認めることなく、苦し紛れに「ウルトラベジータ1号だ」と言い張りました。これは明らかに自分が超サイヤ人3になれないことを誤魔化すための発言でしたが、ファンの間ではこの言い訳が妙にツボに入り、ネット上で大きな話題になったのです。
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こうしたユニークなセリフは、ベジータのプライドの高さと負けず嫌いな性格を象徴するものとして、多くのファンに記憶されることとなりました。
超サイヤ人3をめぐるベジータのプライド
ドラゴンボールシリーズを通して、ベジータは悟空に対して強いライバル心を抱いてきました。特に超サイヤ人の進化については、自分が悟空に後れを取ることを極端に嫌がる傾向があります。実際、超サイヤ人2までは互角に戦えたものの、超サイヤ人3に関しては悟空の独壇場となり、ベジータはその形態を手に入れることができませんでした。
ベジータ自身も超サイヤ人3が非常に消耗の激しい形態であることを理解しており、意図的に習得しなかった可能性もあります。しかし、それでも悟空に「なれるくせに」と言われたことが、彼のプライドを大きく刺激したのでしょう。その結果として生まれたのが「ウルトラベジータ1号」という言い訳だったのです。
このエピソードは、ベジータの誇り高さと、それを守るための姿勢がコミカルに描かれた場面として、多くのファンの心に残っています。
ウルトラベジータ1号の元ネタはトランクス?
Zでの「ウルトラ超サイヤ人」との共通点
「ウルトラベジータ1号」というフレーズが話題になった際、ドラゴンボールファンの間で注目されたのが、過去にトランクスが発した「ウルトラ超サイヤ人」という言葉です。これは、ドラゴンボールZのセル編において、トランクスがベジータとともに精神と時の部屋で修行した際に登場しました。
トランクスはその修行の結果、通常の超サイヤ人よりも筋肉を大きく膨らませた「超サイヤ人第3段階」に変身することができるようになりました。この形態はパワーが飛躍的に向上する一方で、スピードが著しく低下するという欠点があり、実戦ではあまり有効ではないことが判明します。その際、トランクスはこの形態を「ウルトラ超サイヤ人」と呼んだのです。
この「ウルトラ超サイヤ人」という言葉と「ウルトラベジータ1号」というフレーズには共通点が多く、どちらも公式な変身形態ではなく、サイヤ人の進化にまつわる”独自のネーミング”として生まれたものだと言えます。
親子で似た言葉を使うのは偶然か?
ベジータとトランクスが似たような言葉を使っていることについて、ファンの間では「血は争えない」という意見が多く見られます。ベジータが「ウルトラベジータ1号」と言い張ったのも、トランクスが「ウルトラ超サイヤ人」と呼んだのも、ある意味で”自分の状態を誇張して表現する”という共通した意識があったのかもしれません。
また、ベジータとトランクスはどちらも悟空と比べられることを強く意識するキャラクターです。トランクスは未来でセルに敗北した経験があり、父であるベジータを超えようと努力し続けました。一方で、ベジータは常に悟空との差を埋めようとしながらも、なかなか追いつけない状況が続いています。このような背景があるからこそ、二人とも”独自の名称”をつけることで自分を鼓舞しようとしたのかもしれません。
「ウルトラベジータ1号」と「ウルトラ超サイヤ人」という二つの言葉は、単なる偶然ではなく、親子の性格や考え方が反映された結果なのかもしれませんね。
ウルトラベジータと関連するキャラクターたち
レジェンズウルトラベジータとは?
「ウルトラベジータ」という名前は、ドラゴンボールのモバイルゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』にも登場します。特に「レジェンズウルトラベジータ」は、UL(ウルトラ)レアリティのベジータとして実装されたキャラクターであり、ファンの間で高い人気を誇ります。
この「ウルトラベジータ」は、ドラゴンボールZのナメック星編でフリーザと戦った際のベジータをベースにしており、超サイヤ人ではなく通常形態ながらも、ウルトラレアの強力な性能を持つキャラクターとして登場しました。彼の特徴は、打撃・射撃ともにバランスの取れたステータスと、優秀な特殊技にあります。
「ウルトラベジータ1号」との直接的な関連はないものの、「ウルトラ」というワードが共通していることから、ファンの間では「ウルトラ」という表現がベジータの強化形態を指すものとして定着しつつあります。
ウルトラゴジータやウルトラベジットとの違い
『ドラゴンボール レジェンズ』では、ベジータだけでなく「ウルトラゴジータ」や「ウルトラベジット」など、他のキャラクターにも「ウルトラ」の称号が付いたバージョンが登場しています。これらのキャラクターは、通常のSPARKING(スパーキング)やLEGENDS LIMITED(レジェンズリミテッド)とは異なり、特殊なガチャやミッションで入手できるのが特徴です。
特に「ウルトラゴジータ」は、超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(ブルー)に変身する「ウルトラゴジータブルー」などの派生形態も存在し、圧倒的な強さを誇ります。一方で、「ウルトラベジット」は、ベジータと孫悟空がポタラ合体した戦士であり、強力なコンボ性能を持っています。
こうした「ウルトラ」シリーズのキャラクターと比較すると、「ウルトラベジータ1号」はゲーム内の正式な形態ではなく、あくまで『ドラゴンボールDAIMA』のシーンから生まれたネタ的な要素が強いものだと言えます。
ウルトラゴジータ4やウルトラゴジータブルーとの関係
フラグメントとは何か?
『ドラゴンボール レジェンズ』において、「ウルトラゴジータ4」や「ウルトラゴジータブルー」といったキャラクターが登場する中で、重要な要素の一つが「フラグメント」です。フラグメントとは、キャラクターに装備させることでステータスを強化したり、特定のアビリティを強化できるアイテムのことを指します。
特に、ウルトラレアリティのキャラクターは専用の強力なフラグメントを持つことが多く、「ウルトラゴジータ4 フラグメント」もその一例です。このフラグメントを装備することで、打撃攻撃力やクリティカル率が上昇し、戦闘時のパフォーマンスが大きく向上します。
また、ウルトラゴジータブルーも同様に専用フラグメントを持ち、超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(ブルー)状態での戦闘能力を最大限に引き出すことができます。こうしたフラグメントシステムにより、プレイヤーはキャラクターの性能をさらにカスタマイズし、自分好みの戦術を組み立てることができるのです。
ウルトラスーパーゴジータとのつながり
「ウルトラスーパーゴジータ」もまた、『ドラゴンボール レジェンズ』で登場した強力なウルトラレアリティのキャラクターの一人です。特に、超サイヤ人ゴジータの形態は、劇場版『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』や『ドラゴンボール超 ブロリー』でも登場し、多くのファンから愛されています。
ウルトラゴジータ4、ウルトラゴジータブルー、ウルトラスーパーゴジータの違いは、それぞれの変身形態と登場作品にあります。ゴジータ4は『ドラゴンボールGT』、ゴジータブルーは『ドラゴンボール超 ブロリー』、そしてスーパーゴジータは『復活のフュージョン』が元となっています。これらの形態はそれぞれ異なる能力や特性を持ち、プレイヤーの戦略によって使い分けることができます。
こうした「ウルトラ」シリーズのゴジータたちは、『ドラゴンボール レジェンズ』のゲーム内で高い人気を誇り、ベジータの「ウルトラベジータ1号」というネタと並行して、ウルトラという言葉がドラゴンボールの世界で広く浸透していることを示しています。
まとめ|ウルトラベジータ1号はベジータのプライドの象徴
「ウルトラベジータ1号」という言葉は、『ドラゴンボールDAIMA』におけるベジータの発言がきっかけで生まれました。悟空に「おめえだって超サイヤ人3になれるくせに」と指摘された際、ベジータが苦し紛れに放った言葉ですが、その独特な響きとベジータらしいプライドの高さが、多くのファンの心をつかみました。
また、このフレーズは、かつてトランクスが超サイヤ人の進化形を「ウルトラ超サイヤ人」と呼んだことともつながりがあり、親子の言葉選びの共通点として話題になりました。ベジータもトランクスも、悟空や他の戦士たちとの差を埋めようと努力し、自分の形態に誇りを持つ姿勢が、このようなユニークな表現を生んだと言えるでしょう。
さらに、ドラゴンボールのゲーム作品では「ウルトラベジータ」や「ウルトラゴジータ」といったウルトラレアリティのキャラクターが登場し、「ウルトラ」というワード自体が特別な強化形態を指すものとして定着しつつあります。『ドラゴンボール レジェンズ』では、ウルトラキャラクターの専用フラグメントが追加されるなど、戦闘の幅を広げる要素としても活用されています。
「ウルトラベジータ1号」は、ベジータのプライドと負けず嫌いな性格を象徴するセリフであり、ファンの間で語り継がれる名言の一つとなりました。今後もドラゴンボールシリーズにおいて、ベジータや「ウルトラ」シリーズのキャラクターたちがどのように活躍していくのか、期待が高まります。
この記事のまとめ
- 「ウルトラベジータ1号」はベジータが超サイヤ人3になれないことを誤魔化すための発言
- トランクスの「ウルトラ超サイヤ人」との共通点があり、親子の言葉選びの似た点が話題に
- 『ドラゴンボール レジェンズ』では「ウルトラベジータ」や「ウルトラゴジータ」などのウルトラキャラが登場
- ウルトラレアのキャラクターは専用フラグメントで強化される要素がある
- 「ウルトラベジータ1号」はベジータのプライドの象徴であり、ファンに親しまれている